加古川のチョウを守ろうシンポジウム
今日は、加古川の里山・ギフチョウ・ネットが主催の表題のシンポジウムに行ってきました。
加古川市は、ギフチョウ、シルビアシジミといった稀少種がいますが、これら以外にも、ヒメヒカゲ、ウラナミジャノメ、ウラギンスジヒョウモンといった草原性の稀少種がいます。特に、ヒメヒカゲとウラギンスジヒョウモンが安定して生息しているのは近畿地方ではこの東播磨地方だけのようです。今回のシンポジウムは、加古川市にはこのように貴重な自然が残っていることを地元の人々に知ってもらうことと、ヒメヒカゲの地元生息地の調査などを呼びかけることが主目的でした。
事前に神戸新聞にも掲載され、また、今日は地元のテレビ局の人も来ており、なかなかの盛会でした。また、シンポジウムの後の懇親会も、ほとんどのシンポジウム参加者が参加されていたようで、これまたなかなかの盛り上がりでした。今後、ヒメヒカゲをシンボルとして貴重な湿性草原を残す活動に発展してゆくものと思います。
【お願い】
今年、加古川市ではヒメヒカゲの生息状況の実態調査を行うことになりそうです。正確な調査を行えるよう、加古川市でのヒメヒカゲの採集は自粛いただくよう、お願いいたします。
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